2024年1月31日、キエフで「ウクライナ戦没者追悼の壁」を眺めるヌーランド米国務副長官 (Photo by SERGEI SUPINSKY/AFP via Getty Images)

米国務省 ヌーランド次官の退任を発表

米国務省は5日、ヌーランド次官(政治担当)が数週間内に退任すると発表した。

ブリンケン国務長官は声明で「(ヌーランド氏の)取り組みはロシアによる全面的なウクライナ侵攻に立ち向かい、プーチン大統領の戦略的失敗を確実にするため世界を結束させるのに不可欠だった」と述べ、ヌーランド氏がウクライナ問題で指導力を示してきたと高く評価した。

ヌーランド氏はボイス・オブ・アメリカ(VOA)に、米国のウクライナへの関与は、欧州の一国の選択を守る以上の意味があると述べている。

「それは、完全で自由で平和なヨーロッパの展望と、より民主的で豊かな未来を望む世界中の国々や人々に示す模範となるために、25年間にわたるアメリカの投資を守ることなのです」

後任が決まるまで、バス次官(管理担当)が代行を務める。

ホワイトハウスは、正式な後任候補に関するコメント要請に応じていない。

関連記事
5月6日、米国ホワイトハウスは、ロシアによる法輪功学習者の逮捕に対して、再び声を上げ、中共とロシアの関係の強化に懸念を表明した。 中国での法輪功学習者に対する迫害は、生きたままの臓器収奪を含めてすでに有名だが、先週、ロシア警察が突然4名の法輪功学習者を逮捕し、その中の46歳のナタリア・ミネンコワさんが2ヶ月間の拘留を受けたことが判明した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。