パウエル連邦準備制度理事会議長は、インフレが下降に転じるとの確信が以前より低くなっていると述べた(Saul Loeb/AFP via Getty Images)

FRB、「インフレリスク」持続で金利据え置き

FRB、「インフレリスク」持続で金利据え置き

金融政策当局者らが、中銀の2%のインフレ目標に向けて「さらなる進展が見られない」との見方を示したため、連邦準備制度理事会(FRB)は金利を23年ぶりの高水準に据え置いた。

FRB関係者らは、最大雇用と物価安定という二重の責務を達成することに対するリスクが、過去1年間で、より良いバランスに移行していると指摘した。しかし、経済の見通しには不確実性が残り、政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレのリスクに対して非常に警戒している。

▶ 続きを読む
関連記事
FRBの新議長によるインフレ抑制の決意と追加利上げの観測から、ドルが1年ぶりの高値を記録。日欧中銀も金利引き上げに動く中、今後の米国債への需要や為替介入の思惑を含め、2026年後半のドル相場の行方を分析する
世界最大の輸出国が人為的に安い通貨を維持するなか、西側諸国の経済はいつまで持ちこたえられるのだろうか
連邦準備制度は、インフレが2%目標を上回って推移している原因をサプライサイドの供給ショックに帰因させている。 […]
史上最大級IPO後、SpaceX株は通常取引初日も6%上昇し時価総額2兆ドル超に。成長期待が高まる一方、損失や高評価への懸念、投資判断の分かれも浮上している
イーロン・マスク氏が世界初の「1兆ドル富豪」となった。この数字の裏には、より深い経済の物語が隠されている。それは、金融市場が「長期かつ高リスクの技術的賭け」に対して莫大な価値を与えているということだ