拘束された法輪功学習者デジャン・マルコビッチ氏 (Screenshot/NTD News)

セルビア、複数の法輪功学習者を拘束 習近平訪問に合わせて

セルビア当局は7日、中国共産党のトップ習近平の訪問に先立ち、複数の法輪功学習者を拘束した。習近平の出国後に釈放されたことから、中国共産党の圧力によるものとみられる。

セルビア当局が動いたのは、ロシアのプーチン大統領と習近平の会談前にロシア当局が5軒の家宅捜索を行い、4人の法輪功学習者を逮捕した、数日後だ。

拘束された法輪功学習者デジャン・マルコビッチ氏によるとセルビア当局は、法輪功学習者6人とその親族2人を拘束し、約24時間監禁した。中には80代の女性も含まれていた。現在は釈放されている。

▶ 続きを読む
関連記事
強制臓器摘出に反対する医師団(DAFOH)がオンライン・フォーラム開催。中国での法輪功迫害と臓器収奪を「冷たいジェノサイド」として検証。12月9日、10日にライブ視聴できる
神韻は、中国古典舞踊団であり、中国共産党が恐れる平和的なグループによって創設され、指導されている。
習近平の「150歳」発言が火付け役。共産党エリートだけが享受する「981長寿プロジェクト」の実態を追う。軍病院、臓器収奪、検閲——権力者の命を延ばすため、無実の命が犠牲にされる恐怖のシステムとは?
中国共産党(以下、中共)が26年間続けている法輪功への残酷な迫害、特に法輪功学習者からの生体臓器収奪の暴行が明らかになったことで、英国社会は政治家から一般市民に至るまで、衝撃を受け、それを受け入れられないと感じている。
10月17日、日本在住の法輪功学習者らと中国における臓器移植を考える会のメンバーが、東京の中共大使館前で抗議文を読み上げ、中国で不当に拘束されている家族の即時釈放を求めた。