移民問題は米国を分断
米上院、再び国境法案を否決、2024年選挙前の政治論争激化
5月23日、米国上院は再び国境法案を否決した。この法案は、以前共和党によって2月に阻止されており、その際には対外援助計画に組み込まれていた。上院多数党院内総務のチャック・シューマー議員が再提出し、投票を行ったが、共和党はこれを2024年選挙前に民主党の声を高めるための政治的行動と批判した。最終的に「2024年国境法案」は50対43の投票結果で否決された。
法案には200億ドルの国境安全資金が含まれており、7日間連続で1日平均5千人の不法移民が発生するか、1日で8500人を超える不法移民が発生した場合に国境を閉鎖するメカニズムが設けられている。支持者は、これによりバイデン大統領に国境閉鎖の権限が与えられ、フェンタニルの越境流入を防ぐための新たな資金が提供されると主張している。シューマー氏は投票前に「これは我々が国境問題に取り組む決意を示す機会だ」と述べた。
一方、反対者は、この法案が状況を悪化させる可能性があり、特に条項が毎日5千人の不法移民の入国を許す可能性があると指摘した。投票後、バイデン大統領は法案の否決を非難し、「国境安全や移民システムの修復に関心があれば、歴史上最も厳しい国境施策を支持するだろう。今日、共和党は党派政治を国の安全よりも優先させた」と声明を出した。
関連記事
米フロリダ州が、ファイザーとCEOを提訴。コロナワクチンを巡り、安全性や有効性について市民に誤解を与えたと訴えている。心筋炎や妊娠への影響、「感染拡大防止」の説明も争点に
米司法省は5日、帰化した40人の米国籍を取り消すと発表した。この中には、中共のために法輪功学習者の情報を収集していた中国系男性、李平(61)が含まれる。李は外国政府の代理人として活動した罪で禁錮4年を言い渡されている。
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと
米国防総省は、同省の人事関連データを管理するシステムが不正アクセスを受け、存命者約276万人と死者約29万4千人、計約305万人分の個人情報が外部から閲覧された可能性があると明らかにした
米エネルギー省は9月29日、石油市場を安定させるため、交換方式で戦略石油備蓄の原油を最大4千万バレル、エネルギー企業に貸し出すと発表した。