(VesnaArt/shutterstock)

人工知能は全知全能ではない

著名な歴史家で疫学者のジョン・バリー氏のとある発言が、今大きな反響を呼んでいる。バリー氏は、将来人工知能(AI)によって、パンデミックに対するロックダウン(都市封鎖)とワクチン開発がより完璧に行われるだろうと予想した。

「おそらく人工知能は、大量のデータに基づいて、どのような規制が利益を最大化させ(例えば、バーの閉店が感染拡大防止に絶大な効果をもたらすか)、反対にダメージを最も与えるのかをはじき出すことができるようになる」と述べ、「AIは薬学の研究にも大きく貢献するだろう」とした。

もしあなたが何かの専門家でニューヨーク・タイムズに寄稿するような人なら、このような主張は、自分で何を言っているのかわからなくとも、流行りに敏感であるように見せるために言うセリフかもしれない。それが一番もっともらしい理由だ。とはいえ、今後全ての問題を解決してくれるものとしてAIを崇め奉るやり方は、かなり嫌われるものとなってきた。

▶ 続きを読む
関連記事
イランに対する軍事的成功は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の拘束やシリアのアサド政権の打倒に続いて、ほどなくして起きたものであり、世界中の独裁者に対する警鐘をますます大きく鳴らしている。もし米国に敵対すれば、安全ではいられない。
米国とイスラエルがイランを共同攻撃し、イランがホルムズ海峡を封鎖したことで原油価格が上昇した。米国を含む各国は油価抑制のため複数の措置を講じたが、効果は限定的だ。ある専門家は、油価を下げる最も有効な措置はホルムズ海峡の再開であると指摘する
米国防総省がパランティアのAIプラットフォーム「メイブン」を正式な軍のプログラムとして採用した。日本においても、パランティアのシステムが自衛隊や政府機関に導入される可能性は極めて高いとみられる。高い利便性の一方で、パランティアのAIは常に激しい議論の標的となっている
米情報機関の報告で、中共は2027年台湾武力侵攻の計画を持たないことが明らかとなった。習近平は党内粛清、米軍圧力、経済危機など五つの凶兆に直面し、天罰のごとく身動き取れず。台湾海峡は世界経済の要衝である
3月19日、米軍F-35Aがイラン領空でミサイル被弾も中東基地に緊急着陸。ステルス機の赤外線探知脆弱性が露呈。イラン国産ミサイル「ホルダード15」が光電センサーで捕捉か。制空権掌握下での反撃と生還理由を解説