(VesnaArt/shutterstock)

人工知能は全知全能ではない

著名な歴史家で疫学者のジョン・バリー氏のとある発言が、今大きな反響を呼んでいる。バリー氏は、将来人工知能(AI)によって、パンデミックに対するロックダウン(都市封鎖)とワクチン開発がより完璧に行われるだろうと予想した。

「おそらく人工知能は、大量のデータに基づいて、どのような規制が利益を最大化させ(例えば、バーの閉店が感染拡大防止に絶大な効果をもたらすか)、反対にダメージを最も与えるのかをはじき出すことができるようになる」と述べ、「AIは薬学の研究にも大きく貢献するだろう」とした。

もしあなたが何かの専門家でニューヨーク・タイムズに寄稿するような人なら、このような主張は、自分で何を言っているのかわからなくとも、流行りに敏感であるように見せるために言うセリフかもしれない。それが一番もっともらしい理由だ。とはいえ、今後全ての問題を解決してくれるものとしてAIを崇め奉るやり方は、かなり嫌われるものとなってきた。

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