太平洋上のロシア艦。参考写真(Yury Stroykin/shutterstock)

露朝戦略パートナーシップ条約で周辺国に緊張 「日米間での拡大抑止の強化を」=木原防衛大臣

露朝戦略パートナーシップ条約がアジア地域の安全保障環境に新たな緊張をもたらしている。この条約により、ロシアと北朝鮮の間での軍事技術や核兵器の協力が強化される可能性が指摘されている。

6月21日、木原防衛大臣は記者会見で、最近のロシアと北朝鮮間で締結された戦略パートナーシップ条約とその地域安全保障に及ぼす影響、さらには日米間での拡大抑止策の強化についての見解を示した。

露朝間で署名された新たな戦略パートナーシップ条約が地域に新たな緊張をもたらしている中、日本はこの動きに対して厳重な警戒を強いられている。木原防衛大臣は、この条約により、露朝両国が軍事技術や核兵器を含む軍事面での協力を強化する可能性があり、日本を含む周辺国に対する安全保障上のリスクが高まると指摘している。

▶ 続きを読む
関連記事
米国は中共に対する抑止力を強化するため、日本に中距離ミサイルシステムを配備する。これは米国が2019年に中距離核戦力(INF)全廃条約から離脱して以降、日本に初めて中距離ミサイルを配備するものとなる
小泉進次郎防衛大臣は先日、三菱重工のドローン生産能力を視察した際の様子をX上で紹介した。しかしその後さらにXで「迎撃ドローン」調達事業への入札を公開で呼びかけ、スピードこそが防衛省の政策推進における最優先事項だと強調した。
立憲民主党の古賀千景参院議員による「豊かな子供は自衛官にならない」との発言に対し、元自衛官の地方議員有志が抗議声明を提出。発言を「自衛官への冒涜」と非難し、謝罪や再発防止を求めた
中国による「歴史ナラティブ戦」や沖縄を巡る認知戦の脅威に対し、日本はどう主権と安全保障を守るのか。16日参院外交防衛委での松田議員と茂木外務大臣の質疑から、日本の対抗戦略を紐解く
トランプ氏の発言に翻弄され、平壌へ駆けつけた習近平。その裏には、北朝鮮の核暴走が招く「日本の核武装」への強い恐怖があった。さらに原潜建造に動く韓国には沈黙せざるを得ない、中国の脆い外交実態を暴く