10年間の大腸内視鏡検査の追跡調査に関する事実(上)
侵襲的(身体に負担を与える)で費用のかかる大腸内視鏡検査の有効性を最大化する方法、特にフォローアップの検診に関する方法の決定は、重要な研究課題となっています。手術ベースの検査が命を救うことは明白ですが、その実施時期は未だに不確定です。
3年前、アメリカ予防サービス作業部会(U.S. Preventive Services Task Force)は、初回の大腸がん検診の推奨年齢を5歳引き下げ、50歳から45歳にしました。現在では、初回と2回目の検査の間隔も見直されています。
5月2日、がん研究と治療を扱う学術誌「JAMA Oncology」で発表された研究で使用された長期データは、特定の状況においてフォローアップ検査の間隔を5年間延ばす時期かもしれないと示しています。具体的には、家族に大腸がんの病歴がなく、初回の大腸内視鏡検査でポリープ(がんに発展する可能性のある異常組織成長)が見つからなかった人は、現在推奨されている10年後ではなく、15年後に2回目の検査を受けるとされています。
関連記事
腸内細菌の乱れは、便通だけでなく大腸がんのリスクにも関わる可能性があります。腸を守る鍵は、特別なサプリより毎日の食事と運動。善玉菌を育て、炎症を抑えるために今日からできる習慣を紹介します。
パンを食べると、疲労や頭のもや、関節の痛みが起こる人がいるのはなぜでしょうか。原因はグルテンだけとは限りません。検査前に避けてはいけない理由や、小麦に含まれる別の成分との関係を解説します。
十分に眠っているのに疲れが取れない、頭がぼんやりして集中できない。その背景には、エネルギーづくりを支えるミネラルの不足や、吸収の低下が関わっている場合があります。現代の食生活や土壌環境、ストレス、腸の状態から、ミネラル不足を考えます。
命を救う医療が、腸内細菌にも変化をもたらす可能性があります。アマゾンの先住民を追った研究から、治療の大切さとともに見えてきた、腸内環境を守るための新たな課題を紹介します。
慢性炎症は、老化や糖尿病、認知症など多くの病気の背景にあると考えられています。専門家が、免疫バランスと腸内環境の関係、そして健康寿命を延ばすために今日からできる習慣をわかりやすく解説します。