7月19日、林芳正官房長官(写真)は閣議後会見で、日本と台湾の海上保安当局が1972年の断交後初めて合同で海上訓練を実施したとの報道に関連し、台湾とは日ごろから海難捜索救助などの実務協力・交流を行っているとして、「中国を含む第三国を対象や念頭に置いたものではない」と述べた。写真は都内で昨年12月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

台湾と海難捜索で実務協力、中国など念頭でない=海保訓練報道で官房長官

[東京 19日 ロイター] – 林芳正官房長官は19日の閣議後会見で、日本と台湾の海上保安当局が1972年の断交後初めて合同で海上訓練を実施したとの報道に関連し、台湾とは日ごろから海難捜索救助などの実務協力・交流を行っているとして、「中国を含む第三国を対象や念頭に置いたものではない」と述べた。

同日付読売新聞は訓練について、日台の海上保安当局が海保間の結束と現場での連携を強化し、中国が進出を続ける東・南シナ海での不測の事態に備える狙いがあると報じた。

林官房長官は、台湾と結んでいる海難捜索救助や密輸・密航対策など協力の覚書に触れ、台湾とは非政府間の実務関係として維持していくとの基本的立場を踏まえ、日台間の協力・交流のさらなる深化を図ると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国国営国際放送CGTNが8月4日に配信した歴史ドキュメンタリー「The forgotten Ryukyu(忘れられた琉球)」につてい、沖縄政策研究フォーラム理事長仲村覚氏は沖縄や尖閣諸島周辺の法的地位が現在も確定していないかのような印象を与えていると指摘している
射程約1000キロ、中国沿岸部の一部も射程に収めるとされる国産12式対艦ミサイル。空中発射型が飛行試験段階に入った
防衛装備庁は長射程自爆型無人機(UAV)の脅威に対処する迎撃ドローンの実証試験をしている。単なる新兵器の導入にとどまらず、戦闘の様相が数週間単位で変化する「新しい戦い方」に対し、日本の防衛調達制度、そして脆弱な国内ドローン産業がどう応じるか
防衛省は8月4日、令和8年版防衛白書「日本の防衛」を公表した。今回の防衛白書では中、無人機や人工知能(AI)を活用した「新しい戦い方」への対応、防衛生産・技術基盤の強化、自衛隊員の処遇改善などを打ち出している。
防衛省が、これまで自前のシステムで管理してきた機密性の高い情報について、民間クラウドを利用した運用へ移行する方針であることが分かった。この記事では民間クラウドを利用に至った背景、抱える問題点、米国や欧州の動向について語る