中国がプーチン氏にとって再選後初めて訪れた国となった。 MIKHAIL METZEL Small GettyImages-2152797107

【プレミアム】二大超大国の共謀 – プーチンの狙いとは? 習近平から何を求めるのか?

中国最高指導者、中国共産党(中共)の党首である習近平は頻繁にロシアのプーチン大統領と会談し、両国のリーダーが統一戦線を示す姿を見せている。しかし、両者の目的は異なる。

プーチン大統領は、ウクライナ軍がアメリカから武器を補給される前に戦局をエスカレートさせ、中国が信頼できるパートナーであることを確認したいと考えている。一方、習近平は戦略的パートナーとしての「古い友人」を支援しつつ、ロシア支持によって西側諸国との関係がさらに悪化するのを避ける必要があると考えている。

このような背景の中、プーチン大統領が国賓として中国を訪問した。さらなる支援を北京へ求めてくることは明白である。ロシアがウクライナに侵攻して以来、西側諸国による制裁を受けているロシアにとって、中国は重要な生命線となっている。中国はロシアから大量の石油を購入し、モスクワが経済的に孤立しないようにしている。また戦争の機械を維持するための技術支援を提供している。

▶ 続きを読む
関連記事
米以による「エピック・フューリー作戦」が4週目に入り、専門家はイラン政権が実質的な崩壊状態にあると分析。反撃能力を喪失し指導部も機能不全に陥る中、核施設やミサイル網の完全排除に向けた戦局の行方が注目される
トランプ政権がロシアとの関係改善を急ぐ真意とは。ウクライナ戦争終結の先にある、中ロ離間による「中国包囲網」の再構築と、米国第一主義に基づく新たな地政学戦略の実態に『Politico』の分析から迫る
英ケント州でB群髄膜炎菌が流行し、学生を中心に29例の感染と2人の死亡が確認された。英国保健安全保障庁(UKHSA)はワクチン接種と抗菌薬投与の対象を拡大し、封じ込めに向けた厳戒態勢を敷いている
ホルムズ海峡は2月28日の紛争開始以来、事実上封鎖されている。ホルムズ海峡を巡り、トランプ氏の要請を受けて日本を含む20カ国が再開支持を表明
スペインのエンジニアが、DJI製掃除ロボットに深刻なセキュリティ欠陥があることを偶然発見した。この欠陥を通じて、世界24カ国にある約7千世帯の家庭内の映像を閲覧できるだけでなく、会話まで傍受できるという