時間に追われない生き方 スローライフが教える人生の本質(上)
1時間じっと座って、誰かが薪を割ったり釣りをしたりする映像を見続けることができますか?
ノルウェーでは、人々はそれをします。それは「スローTV」と呼ばれています。ノルウェーに住んでいた友人がスローTVのことと、伝統的なノルウェーのフォークダンスを習おうとしたときの経験を話してくれました。そこで出会った古参の人たちは、「少し落ち着いて取り組まないと、絶対にうまく踊れない」とアドバイスしてくれたそうです。彼女はダンスをきっちりと急いで覚えようとしましたが、それがかえって踊りを難しくしてしまったのです。ダンスは、人生と同じように、急いで進めることはできません。人生のダンスが時間のリズムに合わせて体を揺らすように求めるのと同じように、リラックスして音楽のビートに乗ることを学ばなければならないのです。
これは「スローリビング」というムーブメント(動き)の理念です。スローリビングとは、量よりも質を優先する生き方と定義できます。より多くのものが必ずしも良いわけではなく、充実した人生を送るためには、今この瞬間を生きる能力、人生の小さなことに感謝する心、そして人間関係、余暇活動、自然とのつながりといった持続的な価値を持つものに時間を割くことが必要です。
関連記事
三日坊主で終わる目標を、今度こそ「続く習慣」に変えたい人へ。意志力に頼らず、自分自身の心理を味方につける発想とは? アイデンティティ・言葉・感情の3つから、無理なく変わり続ける実践的ヒントを解説します。
「いつかやろう」が人生を止めてしまう理由とは?年齢や才能の言い訳、スマホ依存まで、行動できない心の仕組みを9つの理論で解説。今すぐ一歩を踏み出したくなる、背中を押す思考の整理術です。
「自分を大切にする」とは、甘やかすことではない——快適さに流されがちな時代に、本当の自己愛とは何かを問い直す一編。心と生き方を整える、少し厳しくも深いヒントが詰まっています。
考えすぎて決められない、動けない――そんな悩みはありませんか。不安や自信不足の正体を整理し、行動力を取り戻す6つの習慣を紹介。頭の中を静め、自分を信じて一歩踏み出すヒントが詰まった実践的な一記事です。
「痩せられないのは意志が弱いから?」その思い込みを覆す鍵は、行動ではなく“自分は何者か”という認識にありました。研究と専門家の知見から、無理なく続く減量と習慣化の本質を解き明します。