2019年10月1日、北京の天安門広場で中共の成立70周年を祝う軍事パレードが行われ、中国共産党の軍人たちが行進しながらスローガンを叫んでいた。(Kevin Frayer/Getty Images)

【専門家コラム】中国共産党の戦略 世界覇権への道

アメリカの共和党と民主党の多くの分析家は、中国共産党(中共)がさまざまな手段を通じて全球的な覇権を求めていることを共通認識としている。

『ブリタニカ百科事典』によれば、覇権は一般的に「ある集団が別の集団を支配すること」と定義されている。これはまさに中共の目標であり、その影響は地球上のすべての人々に及び、男女や年齢を問わず、最終的には中共が地球上のすべての人を支配しようとしていることを意味している。

中共は段階的に目標を達成する傾向があり、まずは以前に征服したチベット族やウイグル族などの少数民族に対して民族浄化を実施し、時機が整った際に国外にその触手を伸ばし、グローバルな覇権を実現し、全世界を災厄に陥れることを目指している。

▶ 続きを読む
関連記事
イランによるホルムズ海峡封鎖に対し、米国がいかに主導権を奪還すべきかを論じる
北朝鮮が狙う「対衛星兵器」は単なる技術誇示ではない。国内を弾圧し国外を脅かす独裁体制の本質が、宇宙へと拡張された「新たな戦場」の序曲である
イランに対する軍事的成功は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の拘束やシリアのアサド政権の打倒に続いて、ほどなくして起きたものであり、世界中の独裁者に対する警鐘をますます大きく鳴らしている。もし米国に敵対すれば、安全ではいられない。
米国とイスラエルがイランを共同攻撃し、イランがホルムズ海峡を封鎖したことで原油価格が上昇した。米国を含む各国は油価抑制のため複数の措置を講じたが、効果は限定的だ。ある専門家は、油価を下げる最も有効な措置はホルムズ海峡の再開であると指摘する
米国防総省がパランティアのAIプラットフォーム「メイブン」を正式な軍のプログラムとして採用した。日本においても、パランティアのシステムが自衛隊や政府機関に導入される可能性は極めて高いとみられる。高い利便性の一方で、パランティアのAIは常に激しい議論の標的となっている