2019年10月1日、北京の天安門広場で中共の成立70周年を祝う軍事パレードが行われ、中国共産党の軍人たちが行進しながらスローガンを叫んでいた。(Kevin Frayer/Getty Images)

【専門家コラム】中国共産党の戦略 世界覇権への道

アメリカの共和党と民主党の多くの分析家は、中国共産党(中共)がさまざまな手段を通じて全球的な覇権を求めていることを共通認識としている。

『ブリタニカ百科事典』によれば、覇権は一般的に「ある集団が別の集団を支配すること」と定義されている。これはまさに中共の目標であり、その影響は地球上のすべての人々に及び、男女や年齢を問わず、最終的には中共が地球上のすべての人を支配しようとしていることを意味している。

中共は段階的に目標を達成する傾向があり、まずは以前に征服したチベット族やウイグル族などの少数民族に対して民族浄化を実施し、時機が整った際に国外にその触手を伸ばし、グローバルな覇権を実現し、全世界を災厄に陥れることを目指している。

▶ 続きを読む
関連記事
米中首脳会談後、双方が公表した文書には関税やAIを巡る説明に違いが残った。米側だけが記した事項もあり、台湾問題については双方とも言及していない
米中首脳会談で延長の「貿易休戦」。だが、レアアース問題は解決していない。米欧が供給網を再構築するまで数年を要する一方、北京はなお輸出管理を交渉材料にできる。2027年1月10日までの「時間」をめぐる競争が始まった
トランプ大統領が習近平を空港で出迎えた異例の対応。厚遇の一方、米軍基地では軍用機も並んだ。交渉の場づくりから国力の誇示、過去の歓迎への返礼まで、その狙いを五つの側面から読み解く
米国で進む「未婚化」。18~39歳男性では、未婚者が既婚者のほぼ2倍に達した。なぜ米国人は結婚しなくなったのか
米宇宙軍とSpaceXが軌道データの共有で合意。スターリンク衛星の観測データと軍の高精度な情報を組み合わせ、宇宙ごみや衛星の動きをより詳しく把握する。将来的な軍事利用も視野に入る