国際エネルギー機関報告書 化石燃料依存は2050年まで続く見通し
国際エネルギー機関(IEA)が10月16日に発表した「2024年世界エネルギー見通し」報告書は、電力需要の急増がエネルギーシステムに大きな負荷をかけており、再生可能エネルギーや代替エネルギーの導入が急速に進んでいるが、化石燃料は21世紀半ばまでエネルギー源の主要部分を占め続ける見通しだと指摘した。
この報告書では、特に風力や太陽光発電の分野でクリーンエネルギーの導入が加速している一方で、化石燃料への依存を大幅に減らすためには、現在の進行ペースでは十分ではないと指摘している。IEAの「既存政策シナリオ(STEPS)」によれば、現行の政府政策に基づくと、化石燃料は依然として主要なエネルギー源として位置づけられている。
STEPSのシナリオでは、2030年までに石炭、石油、ガスの使用量がピークを迎えるものの、化石燃料は2050年でも依然としてエネルギー源の58%を占めると予測されている。これは、2023年の80%から減少しているが、気候に焦点を当てた代替シナリオが掲げる目標と比較すると大きく遅れを取っている。
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