2023年7月6日、ワシントンの米国教育省ビル(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

米教育省 DEI施策を廃止 トランプ氏の方針を受けた措置

1月23日、教育省は多様性、公平性、包括性(DEI)施策を廃止する取り組みを発表した。これには、関連業務の職員を有給休暇とする措置も含まれる。

声明では「これらの行動は、連邦政府内の違法な差別や無駄な支出を終わらせるというトランプ大統領の目標に沿ったものだ。学校における分断的なイデオロギーではなく、意義ある学びを優先するための第一歩だ」と説明している。

この決定は、1月20日にトランプ大統領が署名した大統領令「過激で無駄なDEIプログラムの終結」に基づくものだ。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領は、民主社会主義者を名乗るマムダニ次期ニューヨーク市長と会談の意向を示した。かつて対立していた両者の関係改善が注目されている。
トランプ大統領が就任してから、米国は良くなったのか、悪くなったのか。国境管理、エネルギー、経済、軍事、外交など多分野のデータをバイデン政権時と比較し、米国が実際に改善したのかを数字で見る。
かつて反対していたトランプ大統領が、エプスタイン関連ファイル公開を突如支持。共和党議員に賛成呼びかけ、「隠し事はなく、これは民主党のデマだ」とし騒動の早期終結を求めた
2020年の選挙を巡る「アークティック・フロスト」捜査は、トランプ氏や共和党議員含む数百人を秘密召喚状で標的とした。専門家は「無差別な証拠探し」として憲法違反の権力乱用だと指摘している。
トランプ氏はベネズエラ軍事行動を「ある程度決めた」と発言。麻薬密輸阻止の成果を強調しつつ、陸上攻撃示唆。米空母群がカリブ海に到着し、ベネズエラ軍20万人動員と対峙。