米社会保障局のデータに1200万人の120歳以上の受給者が存在 マスク氏が指摘
2月17日、イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)は、アメリカ社会保障局(SSA)のデータベースから衝撃的な発見を公表した。公式記録によれば、異常に高齢の受給者が1200万人以上存在していたという。マスク氏は、自身が所有するSNSプラットフォーム「X」でこの問題を公表し、SSAのデータに基づく年齢分布のグラフを共有し、「これは史上最大の詐欺事件かもしれない」と述べた。
DOGEによる調査によると、SSAの記録上の社会保障給付金を受け取る資格があるとされる人物の中に、120歳以上とされる者が1200万人以上存在することが判明した。さらに、100歳以上とされる受給者は1700万人を超え、その中には220~229歳とされる人物が1千人以上、さらには240~249歳とされる人物が1人含まれており、最年長とされる人物は360歳以上である。この数字はアメリカ建国以前の生年月日を示唆する。
これらのデータについてマスク氏は、「映画『トワイライト(Twilight)』が現実かもしれない。吸血鬼たちが社会保障金を受け取っている可能性すらある」と冗談交じりにコメントしつつ、「これは史上最大の詐欺事件かもしれない」と警鐘を鳴らした。
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供