産総研のデータを中国企業に漏洩し起訴された中国籍の元研究員は執行猶予付きの懲役を言い渡された(shutterstock)

産総研の研究データ漏洩事件 中国籍の元主任研究員に有罪判決

経産省所管の産業技術総合研究所(産総研)の研究データを中国企業に漏洩し、不正競争防止法違反として起訴された中国籍の元上級主任研究員・権恒道被告(61)が、2月25日、懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡された。

起訴状によると、権被告は上級主任研究員として営業秘密の管理を担っていた2018年4月13日、フッ素化合物の合成技術に関する研究データを産総研のアドレスから北京の化学製品製造企業にメールで送信したとされている。

また、データ送信先の中国企業は、権被告の妻が日本の代理店を代表しており、情報受信後1週間で中国で特許を出願し、2020年6月に取得していた。

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