石破首相が中韓外相と面会 浮かび上がる日米「対中政策」の差異
石破茂首相が21日に中国の王毅外相、韓国の趙兌烈外相と会談し、未来志向の協力関係を築く意向を示した一方で、アメリカではルビオ国務長官がトランプ新政権の方針の下、中国共産党政権に対し厳しい姿勢を取り続けている。この日米両国の対中姿勢には明確なコントラストが見られる。
石破首相は三者会談で、「隣国ならではの難しい問題も時に発生するが、国益に基づく現実的な外交により、諸懸案を含めて対話し、未来志向の協力関係を築いていきたい」と述べた。特に少子高齢化や災害対応など共通課題への取り組みを強調し、地域全体の平和と繁栄を目指す姿勢を示した。
しかしながら、現在日中間には、尖閣諸島問題や中国共産党軍による日本周辺での軍事活動、経済摩擦など、数え上げればきりがないほどの問題がある。今回は三者の会談であるため、日中間で懸念される具体的な問題には触れなかったと言えるが、この「対話重視」のアプローチは、中国との関係改善を模索する日本政府の慎重な姿勢を反映している。
関連記事
米国務省のルビオ長官は8月18日、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)の赤根智子所長と、セネガル出身のICC上級公判弁護士アブドゥライ・セイ氏の2人を制裁対象に指定したと発表した。
ロシアのプーチン大統領が8月13日、北方領土の択捉島を訪問した。高市早苗首相は同日、総理公邸で記者団の取材に応じ、今回の訪問は日本の立場と相いれないとして、ロシア側に強く抗議した
高市首相はイラン大統領との電話会談で、ホルムズ海峡の追加負担のない自由で安全な航行を要請した。紅海の安全も懸念し、軍事的緊張の緩和と外交による早期沈静化を求めた
ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪問したことを受け、茂木外相は、ロシア側に強く抗議するメッセージを発表した。プーチン氏は12日、北方領土を含むクリル諸島についてロシア領として確定していると主張している。
茂木外相は8月5日、パナマのムリーノ大統領と会談し、パナマ運河の安全で安定的な利用や機能強化で協力する方針を確認した。都市交通や廃棄物処理、AI分野での連携も進める