岩屋外相 グラス米新駐日大使と会談 日米同盟強化と関税措置で意見交換
岩屋毅外務大臣は21日、アメリカの新しい駐日大使ジョージ・グラス氏と外務省で初めて会談した。両氏は、日米同盟のさらなる強化に向けて緊密に連携していくことを確認した。また、アメリカによる関税措置についても意見を交わし、岩屋外相は日本の立場を伝えた。
会談は約30分間行われ、岩屋外相は「地域の安全保障環境が非常に厳しい中、同盟をさらに強固にするため連携したい」と述べ、米国との協力の重要性を強調した。これに対しグラス大使は「さまざまな懸案や共通の関心事について協力し、日米の友情を深めたい」と応じた。両者は中国や北朝鮮をめぐる地域情勢や、日米同盟の抑止力・対応力強化についても意見を交わし、今後も緊密に協力していく方針で一致した。
また、岩屋外相は北朝鮮による日本人拉致問題の即時解決に向けた理解と協力を要請し、グラス大使は全面的な支援を表明した。
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