中共党首・習近平。(Fred Dufour/AFP/Getty Images)

デフレは中国経済衰退の根本的な兆候であり その一因でもある

中国では、デフレの圧力が一段と強まっているようだ。

北京の計画立案者によって、過剰に建設された工場は、国内外の需要を大きく上回る製品を生産し続けている。民間企業も国有企業も、膨れ上がった在庫をさばくために値下げを繰り返し、その結果として利益率が悪化した。

このような価格下落が長期化したことで、消費者の間には「いずれ値下げされる」という期待が根付き始め、このデフレ心理が定着すれば、それ自体が経済活動にブレーキをかける要因となり、どのように統計を読み解いても、明るい兆しはほぼ無い。消費者物価指数(CPI)がかろうじて下がっていないのは、サービス分野の価格が底堅く推移しているためだが、それでも物価全体の上昇は、ほとんど感じられないという。北京市統計局の最新データによれば、2024年2月のCPIは、前年同月比でほぼ横ばいだった。

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