中国のケインズ・モデルは瓦解しつつある 貿易協定が急務
過去10年間、中国経済は、中央集権的なニューケインジアンモデル(現代のマクロ経済学において、政府の政策「特に金融政策」が景気に影響を与えるメカニズムを説明する理論モデル)を拡大してきたが、このモデルは貿易協定なしには生き残れない。中国の製造業は「立ち止まるために走る」という戦略を取ってきたが、これはアメリカとの巨大な貿易黒字なしには成立しない。
中国の製造業の過剰生産は、常態となり、長江商学院(CKGSB)によれば、中国は世界の製造品の30%を生産している。しかし、消費は18%未満にとどまり、さらに2025年第1四半期の中国の工業設備稼働率は、74.1%まで低下した。
中国のケインズ型中央計画モデルは、財政制約と過剰な債務にもかかわらず、雇用の最大化と力強い経済成長の維持を目的としている。したがって、余剰生産を売却しない限り、運転資本に大問題が発生することになり、北京ですら、この問題を間接的に認めている。
関連記事
ウクライナ侵攻の前、ロシアは独自の論理を積み上げていた。筆者は、中共も現在台湾をめぐる主張を強めており、新法に潜む警告を直視すべきだろ語る。
孔子はなぜ各国の政治を探ったのか?単なる職探しや名利のためではない――弟子・子貢の言葉から紐解く孔子の真の志と、「民の徳を厚くする」教化の本質に迫る。儒教の神髄が学べる必読の一章
歴史や先人の歩みを学ぶ意義は、単なる知識の蓄積ではなく、時代の波に流されない「生き方の基準」を得ることにあります。目先の富や権力に惑わされず、人として大切な誇りと真の豊かさを取り戻すための指針です
「自分より劣る者と友になるな」——『論語』の有名な一節に抱く違和感の正体とは?従来の解釈を鮮やかに覆し、孔子が本当に伝えたかった「君子の心得」を紐解きます。第一章との意外な繋がりに、学びの常識が変わります
米国各地の都市や町が、電力を大量に消費するデータセンターへの対応に苦慮する中、中国共産党(中共)政権はこの問題を利用して分断を煽っている。