握力=健康寿命? 手を鍛える6つのエクササイズ
私は、手の強さと健康寿命との関係について長年研究してきましたが、それは非常に興味深い発見の連続でした。
近年では、握力を血圧、体温、脈拍、呼吸数と並ぶ「生体徴候(バイタルサイン)」として捉える新しい研究分野も登場しています。研究の進展に魅了されつつも、私は握力が強いこと自体が持つ価値をよく理解しています。しっかりとした手の力は、物を安全に握り、瓶の蓋を簡単に開け、さまざまな作業を高い制御力と持久力でこなすために役立ちます。
以下の6つのエクササイズは、手をしっかり鍛え、さまざまな物を握る力を高めるのに効果的です。
関連記事
痛みによる睡眠阻害は寝る前の準備で防げます。背中・首・股関節・胸など、体の緊張をほどき、夜の痛みを軽減し眠りの質を高める6つのエクササイズを紹介します。
長時間のパソコン作業で手首が重い人へ。中医学が教える“陽渓”マッサージで、気血を巡らせ手の疲れを癒す。現代の疲労に効く古典の知恵とは?
毎日100分歩くだけで、腰痛リスクが約4分の1に! 特別な運動は不要。速度より「歩く時間」がカギという最新研究の結果とは?
「空腹で運動すると脂肪が燃える」――それ、実は一部の人には危険かもしれません。専門家が語る、効果を下げないための正しい運動タイミングとは。
朝の関節や筋肉のこわばりは、冷えや疲労が原因のことも。手足の動きを逆方向に動かすことで、血流を促進し、筋肉の張りをほぐす効果が期待できます。