ボンディ司法長官 米司法省の首席倫理弁護士を解任
米司法省(DOJ)の倫理部門トップが、パム・ボンディ司法長官によって解任されたことが明らかになった。解任された当人がSNS上で公表した。
前司法省倫理部門ディレクターのジョセフ・ティレル氏は7月15日、LinkedInに自身の解任を報告するとともに、ボンディ長官の署名が入った解任通知書を投稿した。通知書では、ティレル氏が「省内倫理局(Departmental Ethics Office)のディレクター職から正式に解任された」とし、2024年7月11日付で即時発効されたことを記していた。
通知には次のように記されている。
「アメリカ合衆国憲法第2条および連邦法に基づき、あなたの司法省での雇用はここに終了し、連邦政府職員としての地位から即時に解任されます」
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