HD現代重工業は、今年中に最大3隻の米国軍艦のMRO(整備・修理・大修繕)事業の受注を目指している。写真は韓国・蔚山にある現代重工の造船所である。(Chung Sung-Jun/Getty Images)

米上院議員が日韓訪問 造船協力強化で中共造船業に対抗

アメリカの上院議員が韓国・日本を訪問し、造船分野で両国企業との協力強化を図っている。アメリカ造船業の再建、そして中国造船業との競争力強化を目指し、日韓の先進技術や生産能力を活用した戦略的連携が進展している。

イリノイ州の民主党上院議員タミー・ダックワース氏とニュージャージー州の民主党上院議員アンディ・キム氏は、8月17日にソウルに到着し、その後日本に来る予定である。両議員は、世界第2位と第3位の造船国である韓国と日本の主要造船企業のリーダーたちと会談し、合弁企業の設立、インド太平洋地域における米海軍の非戦闘補助艦艇の建造・整備、さらに米国内造船所への投資について議論する計画である。

この動きは、アメリカの造船能力低下に対するワシントンの懸念を反映するものである。ダックワース氏は「現在の造船能力は、2003年の『イラクの自由作戦』当時よりもさらに低い。能力を再建しなければならない」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する
米国でCOVID-19対策として実施された融資のうち、約1千億ドルについて、米税務当局が不正の疑いがあると特定した。
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した
米ウクライナ首脳が会談し、冬前の戦争終結とエネルギー施設攻撃の停止を呼びかけた。パトリオットミサイルの国内生産や米国の燃料価格高騰を受けた輸出規制案など、停戦に向けた最新動向を伝える
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた