中国J-35戦闘機が空母運用に課題 元F-35指揮官が指摘
中国最新のステルス戦闘機J-35(殲-35)が空母からの発艦に成功し話題に。しかし米国元F-35指揮官は、技術・運用両面で課題が山積していると指摘した。J-35の実戦配備はなぜ難しいのか、米中の軍事力の本質的な違いと共に徹底解説。
中国共産党は今年9月、新型ステルス戦闘機J-35が空母「福建」から初めて離陸したと発表し、国内外の注目を集めた。しかし、J-35が空母艦載機として実戦運用に耐え得るかについては、軍事関係者の間で懐疑的な見方が広がっている。
元F-35作戦飛行隊の指揮官で、海兵隊員として唯一F-22「ラプター」を操縦した経験を持つデイヴ・バーク氏は、「戦争の勝敗を決するのは戦闘機ではなく、それを操る人間である」と指摘する。
関連記事
民主党の現職議員6人(元軍人・CIA出身)が「違法命令が出たら拒否せよ」と軍人に直接呼びかけるビデオを公開。トランプ大統領はこれを「反逆行為」「死刑に値する」と猛非難
ペンタゴンは6つの重要技術分野を新たに指定し、AIや量子、極超音速兵器など最先端技術への研究開発資源を集中させる方針を打ち出した。
トランプ氏はベネズエラ軍事行動を「ある程度決めた」と発言。麻薬密輸阻止の成果を強調しつつ、陸上攻撃示唆。米空母群がカリブ海に到着し、ベネズエラ軍20万人動員と対峙。
米陸軍は今後2〜3年の間に、少なくとも100万機の無人機を調達する計画を進めている。その後も数年間にわたり、年間50万機から最大数百万機を追加購入する見通しで、これは現在の年間約5万機という調達の規模を大幅に上回るものとなる。ドローン分野でも、軍備を拡張する中ロに対抗する狙いだ。