2025年3月11日、オマーン湾で実施されたイラン・ロシア・中国の合同軍事演習に参加する、中共軍海軍の誘導ミサイル駆逐艦「包頭」(133)(Iranian Army office/AFP via Getty Images)

中共の対日攻撃的な発言は虚勢 現実の軍事力とはかけ離れている

このシリーズ「中国の対日攻撃的レトリックは、実際の軍事力と一致しない」では、中国と日本の軍事力を比較し、実際の衝突が起きた場合、中国人民解放軍(中共軍)の深刻な弱点が露呈し得ることを示している。第1部はこちら

中国共産党(中共)の対日姿勢はより攻撃的になっているが、軍事バランスを踏まえると、現実の衝突に発展する可能性は低い。中共軍の能力と内部問題がその理由である。

もし東シナ海で紛争が始まれば、初期段階は空中戦になる。中共のJ-20と日本のF-35が向かい合い、双方が早期探知と長距離での交戦を重視する展開となる。

▶ 続きを読む
関連記事
各方面の情報を総合すると、張又侠拘束後、中国共産党の政局は不可解で、4つの異常事態を呈している。
米国はWHOから脱退し、他の多くの国も参加の見直しを検討している。米国がなぜ脱退し、すべての資金拠出を打ち切る必要があったのかを理解することが重要だ
中共軍の実力者・張又侠が失脚。習近平との生死を賭けた暗殺未遂や軍内粛清の裏側を詳述。林彪事件に匹敵するこの政変は、軍の動揺と権力構造の激変を招き、共産党体制の崩壊を加速させる歴史的転換点となる
現在、国家の主権をめぐる攻防は、もはやミサイルや戦車だけで行われる時代ではないのかもしれない。沖縄を巡る中共の隠された活動が実現した時、日本の安全保障は根底から覆されるだろう
習近平と張又俠の内部闘争、習の反腐敗の本質、軍権争い、そして中共百年の内部闘争の歴史を検証する