イラン弾圧続く EU 新たな制裁と輸出規制を準備
アメリカに拠点を置く人権活動家通信社の暫定集計によると、イラン当局による弾圧で、これまでに少なくとも4029人が死亡した。内訳は、抗議デモの参加者3786人、デモに参加していなかった市民35人、治安要員180人、子供28人とされる。
また、少なくとも5811人が弾圧の過程で重傷を負い、拘束された人は2万6015人に増加している。現在、イランでは情報統制が続いており、実際の死傷者数はさらに多い可能性がある。
これを受け、EUの副委員長で、外務・安全保障政策上級代表を務めるカッラス氏は、1月20日、イランが無人機やミサイルの製造に使用する部品を対象に、新たな輸出制限を導入することを提案したと明らかにした。また、抗議者に対するイラン当局の暴力的な弾圧に対応するため、EUが追加制裁の準備を進めていることを改めて強調した。
関連記事
欧州を襲う異常気象が食卓を直撃する。猛暑・干ばつ・山火事で農作物が大幅減産、仏野菜は収穫半減の恐れ。スペイン穀物も500万トン超減少見通し
高温と少雨の影響で、欧州の水力発電量が過去最低に迫っている。ドナウ川の水位低下により原子力発電所の運転にも影響が広がり、EUでは天然ガス発電が増加している
スペイン飛び地セウタで88人死亡の越境事件を受け、欧州委員長フォン・デア・ライエン氏はEU域外国境の管理強化と物理的障壁設置をサンチェス首相に要請。加盟国間では移民政策を巡る対立も深まっている。
ウクライナ軍は8月2日、ロシア領内深くにある電子商取引企業の倉庫や製油所を攻撃した。一方、ロシア軍は依然としてキーウなどへの空爆を続けている。
欧州で記録的な猛暑と干ばつが続くなか、ドナウ川の水位低下により、ハンガリー唯一のパクシュ原発が8月3日に全面停止する。稼働開始から44年で初めて