ギリシャで空軍大佐を拘束 中共への機密情報漏えい疑い
ギリシャ当局は最近、注目を集める軍内部の案件を公表した。ギリシャ国防総参謀部 は2月5日、国防省が現役軍人1人を拘束したと発表した。同軍人は、機密性の高い軍事情報を第三者に漏えいした疑いがあり、国家利益を損なう可能性があるとされている。
ギリシャ軍の発表によると、拘束は5日午前、軍事管理区域内で実施された。軍事司法当局が主導し、複数国の関係機関と連携したうえで、検察当局の監督の下で行われたという。軍は、当該軍人が軍事刑法に違反し、軍事安全と極めて密接に関わる機密情報を不正に収集し、外部に伝達した明確な兆候があると指摘している。
その後、ギリシャの複数のメディアは、拘束されたのは空軍大佐であると報じた。一部報道によれば当該将校は中国共産党(中共)のために諜報活動を行っていたことを認めたとされる。
関連記事
英国の国内情報機関MI5は、史上初となるスパイ警報を発表し、中国通用技術研究院を名指しした。中共国家安全部との関係を隠し、英国の大学や研究機関からAIやサイバーセキュリティなどの技術を得ていたと指摘
中共の情報機関のために報告書を作成した豪州人男性は懲役3年6か月を言い渡された。豪州初の「無謀な外国干渉罪」で実刑判決となる
ベルギー検察は、半導体メーカーBelGaNの元幹部をスパイ活動の疑いで拘束した。窒化ガリウム半導体の知的財産や営業秘密が中国企業に流出した可能性を捜査
カナダの中国人留学生が米国で逮捕され、中国の連絡役から報酬を受けて指定された航空機を撮影していたことを認めた。現在は虚偽陳述罪で起訴されている
FBIの機密解除文書で、米民主党のスウォルウェル下院議員が中国国家安全部と関係が疑われる女性との肉体関係を認めたとされる。米政界を狙う長期的な情報工作の実態が改めて注目されている