2026年1月24日に行われた中国共産党中央軍事委員会副主席の張又侠と統合参​​謀部主席の劉振立に対する調査は、すでに国際社会で大きな注目を集めている(視頻截圖)

全人代で異変 習近平が進める軍粛清を趙楽際が阻止?

中国共産党(中共)の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は2月2日、会議を開催し、複数の全人代代表の資格終了を発表した。しかし、公式に失脚が報じられ、外部が注視していた張又俠(軍事委員会副主席)と劉振立(軍事委員)については触れられなかった。この内情を巡り、多種多様な憶測を呼んでいる。

大紀元の2月6日の独占報道によると、中共の政治状況に詳しい情報筋は、軍側が全人代に対し、張又俠と劉振立の代表資格剥奪に関する議案を提出し、承認を求めていたことを明らかにした。

今回の会議は趙楽際・全人代委員長が主宰したが、関連議案は最終的にこの常務委員会会議で通過することはなかった。

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