肝は気の流れを調整する臓 怒りが乱す仕組み
明の時代、短気で知られたある貴族が重い眼病に苦しみました。治癒を急ぐあまり鏡を頻繁にのぞき込み、何度も治療を受けましたが、なかなか改善しませんでした。
ついに名医楊奔恒が診察し、「あなたの眼病は本来なら治せたはずですが、長期間薬を服用したことで毒が左脚に及び、近いうちに症状が出るでしょう」と告げました。
これを聞いた貴族は悲しみに暮れ、昼夜を問わず脚を触って確かめるようになりました。やがて予言された脚の病は現れず、その間に眼病も治ったといわれています。
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