イラン革命防衛隊に大打撃 特殊部隊高官が死亡
イランメディアは4月2日、イラン革命防衛隊の精鋭部隊「ファタヒン」に所属する高級指揮官、モハンマド・アリ・ファタリザデ准将が、アメリカとイスラエルによる空爆の中で死亡したと報じた。
イラン軍参謀本部傘下の国防系メディア「Defa Press」によると、ファタリザデ氏は4月1日、「ラマダン戦争」と呼ぶ一連の衝突の中で死亡したという。
ファタリザデ氏が死亡した同日、アメリカとイスラエルはイラン国内の指導部関連施設や核施設、弾道ミサイル基地に対し、新たな大規模攻撃を実施した。アメリカ国防総省は、この攻撃がイランの地域的な軍事能力を無力化することを目的としていると説明した。
関連記事
米国の経済的追放作戦の影響が表面化ている。イランが約7週間にわたり、ホルムズ海峡を通じた大規模な原油輸出を行っていないと報じられた。イラン大統領は9月1日、改めて停戦の意思を示した
EUは米国やG7と連携し、イランへの圧力を継続する方針を表明した。米主導の経済圧力策を歓迎し、和平交渉への参加や地域を不安定化させる活動の停止を要求。追加制裁の可能性にも言及した
トランプ米大統領が、イランと取引する中国の銀行への制裁を示唆した。ベッセント財務長官も、制裁逃れを支援する金融機関をドル金融システムから排除する可能性を警告。9月の米中首脳会談への影響にも注目が集まる
米国がイランへの制裁を強化する中、通貨リアルが過去最安値を更新。テヘランではガソリンスタンドに長蛇の列ができ、物価高や買いだめ、労働者の抗議も広がっている
米政権が発表した対イラン包括制裁「経済版Dデー」の実効性を検証。多国間協調の欠如や中国の抜け穴、米財政悪化のリスクを挙げ、過去半世紀の歴史から単独制裁の限界と世界経済への影響を分析した論評