6月18日、ロシアの石油生産会社ガスプロムネフチ(Gazprom Neft)がモスクワ南東郊に置くモスクワ製油所付近で黒煙が上がった(Photo by AFP)

ロシアで燃料危機が発生 プーチン氏は政治危機に直面する恐れ

ウクライナの無人機による継続的な攻撃は、ロシアの精製能力に深刻な打撃を与え、全国的な燃料不足危機を引き起こしている。最近、ロシア政府は初めて問題の深刻さを認め、国内供給の逼迫を緩和するため、数十年ぶりにガソリンを輸入する計画だ。

ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は6月30日、当局が複数の国と燃料輸入について協議していることを確認したが、国名は明らかにしなかった。かつて世界の主要な石油製品輸出国の一つだったロシアは、現在、数か月にわたりガソリンと航空燃料の輸出を禁止している。プーチン大統領はさらに6月28日、燃料危機に直面していることを初めて認め、ディーゼル燃料の全面的な輸出禁止を検討している。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』が7月1日に掲載した報道の分析によると、ウクライナがロシアの製油所を狙った無人機攻撃を続ける中、ロシアの一般国民の大多数が戦争の接近を身をもって感じており、全国各地の燃料不足もプーチン大統領に新たな政治的課題をもたらしている。

▶ 続きを読む
関連記事
モロッコの国営メディアによると、モロッコ警察が最近、スペイン領セウタへの越境を試みた移民294人を拘束した。
ウクライナ軍ドローンは1300キロ先を急襲し、ロシア製油所を攻撃した
2026年8月12日、ヨーロッパ各地で歴史的な日食が観測された。アイスランドやスペインでの皆既日食をはじめ、英諸島や主要都市でも太陽の大半が隠れ、多くの人々が空を見上げて天体ショーを体験した
大量移民に揺れた欧州で、潮目が変わり始めた。スペインの対応と英国の苦境が示す、移民政策の大きな転換とは
フランス電力(EDF)は11日、北部のグラブリーヌ原子力発電所で、大量発生したクラゲが冷却水ポンプを詰まらせたため、原子炉3基を一時運転停止したと発表した。