wasanajai/Shutterstock

ドライアイから歯ぐきの出血まで:マヌカハニーに期待される健康効果

見た目は一般的なはちみつと変わらず、瓶の中では濃厚な琥珀色をしています。しかし、傷の治癒を助ける働きで知られるマヌカハニーには、皮膚だけにとどまらないさまざまな作用があります。近年、科学者たちは、マヌカハニーがドライアイを和らげ、副鼻腔(鼻の周囲にある空洞)の炎症を抑え、さらには歯ぐきからの出血を減らす可能性があることを明らかにしつつあります。

マヌカハニーは、強い抗菌作用や抗炎症作用を持つことで高く評価されています。近年の研究では、これまであまり知られていなかった健康効果についても報告されており、日常生活に取り入れる前に知っておきたい注意点も明らかになっています。

 

「すべてのはちみつが同じというわけではありません」と、管理栄養士のティナ・アレクサンダー氏はエポックタイムズへのメールで述べています。一般的な生はちみつは、過酸化水素(殺菌作用を持つ成分)によって細菌に対抗しますが、この過酸化水素は熱や光、体液に触れるとすぐに分解されてしまいます。一方、マヌカハニーは「非過酸化物(ノンペルオキシド)による抗菌活性」という独自の仕組みで抗菌作用を発揮します。この特殊な防御機構は非常に安定しており、過酷な環境でもその作用が保たれやすいとされています。

▶ 続きを読む
関連記事
ブルーベリーの抗酸化作用を最大限に引き出すには、食べ方・保存法・組み合わせが重要です。冷凍保存のメリットや牛乳・鉄との相性、腸内細菌との関係をわかりやすく解説します
心臓の健康を左右するカリウム・カルシウム・ナトリウム・マグネシウムの4大ミネラル。摂りすぎも不足も不整脈リスクを高める理由や、効率的な食事・調理法を解説。高血圧や心不全など持病のある人が知っておくべき適切な補給の注意点をまとめました。
「炭水化物は炎症を引き起こす」は思い込みかもしれません。サツマイモ、豆類、そば、キヌア。正しく選べば、炭水化物は炎症を抑える強い味方になります。栄養士が教える食べ方と簡単レシピも紹介します
妊娠中の母親の食生活が、子どもの自閉症リスクを22%低下させる?大規模追跡研究で判明した、胎児の脳発達を守る栄養素とエピジェネティックな仕組み。欧米型から地中海風の食事への転換や、妊娠時期に応じた必須栄養素の摂り方を専門家が伝授します。
コーヒーは腸内細菌を通じて、気分や認知機能、炎症に良い影響を与える可能性があります。カフェインレスでも一部の変化が確認されました。