2026年3月25日、所在地非公表のウクライナ陸軍訓練施設で、ウクライナの新兵がFPV=一人称視点のドローンを使った攻撃訓練を行う。(Roman Pilipey/AFP/Getty Images)

【軍事】米海兵隊「アーチャー」を韓国で訓練 FPV攻撃ドローンが変える朝鮮半島の戦い方

米海兵隊が韓国で初めて実施したFPV攻撃ドローン「アーチャー」の実弾訓練。ウクライナ戦争で注目された小型ドローンを太平洋地域で本格運用する動きは、朝鮮半島の抑止力や将来の陸上戦のあり方にどのような影響を与えるのか。機体の特徴、生産体制、北朝鮮・中国側の対応を整理する。

米海兵隊は、ウクライナ戦争で得られたドローン運用の教訓を太平洋地域に取り入れようとしている。

韓国で行われたFPV攻撃ドローンの実弾訓練は、比較的低コストで精密な攻撃ができるドローンを、前線部隊で本格的に活用する動きといえる。こうした取り組みは、太平洋地域の軍事バランスにも影響を与える

▶ 続きを読む
関連記事
米中首脳の公式晩餐会には米国の著名経営者が出席した一方、公表名簿に中国企業の経営者は見当たらなかった。筆者は米中対立や党の統制、経営者を取り巻くリスクから、その背景を読み解く
米中首脳会談後、双方が公表した文書には関税やAIを巡る説明に違いが残った。米側だけが記した事項もあり、台湾問題については双方とも言及していない
トランプ大統領が習近平を空港で出迎えた異例の対応。厚遇の一方、米軍基地では軍用機も並んだ。交渉の場づくりから国力の誇示、過去の歓迎への返礼まで、その狙いを五つの側面から読み解く
米宇宙軍とSpaceXが軌道データの共有で合意。スターリンク衛星の観測データと軍の高精度な情報を組み合わせ、宇宙ごみや衛星の動きをより詳しく把握する。将来的な軍事利用も視野に入る
中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する