9月8日、会談に臨む小泉進次郎防衛相(左)と上野賢一郎厚生労働相(厚労省)

小泉防衛相「自衛隊員の命を守る」 戦傷医療と民間医療連携へ

小泉進次郎防衛相は9月8日の閣議後記者会見で、自衛隊の戦傷医療能力を高めるため、防衛省と厚生労働省が従来以上に連携を深める方針を発表した。装備や抑止力が主な論点となってきた日本の安全保障論議において、負傷した自衛官をいかに救命し、治療につなげるかという後方支援の課題に正面から取り組む動きである。両省は次官級協議会を設置し、年内に改定予定の安全保障関連3文書への反映を目指す。

有事には、自衛隊病院だけで多数の負傷者に対応しきれない可能性がある。民間医療機関との連携をどのように具体化するかが、今後の重要な課題となる。

会見に先立ち、小泉氏は厚生労働省を訪れ、上野賢一郎厚生労働相と会談した。自衛隊の衛生機能を強化するため、両省が協力体制を構築するよう要請した。

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