年齢や担っている役割に関係なく、自己成長はあなたが選ぶことのできる最も満足度の高い取り組みの一つです。自分がなりたいと思う人物像に少しずつ近づいていく自分自身を見ることは、とても純粋でシンプルな喜びです。とくにその姿が、あなたの愛する人たちにとっても良い影響をもたらすものであれば、なおさらです。
私の経験では、成長は子どもや思春期の若者でない限り、自然に起こるものではありません。大人になると、快適な日常の習慣に落ち着くにつれて成長の速度は指数関数的に緩やかになり、やがて停滞へと流れていきがちです。
視野を広げ続ける6つの方法
若い頃の活力や勢いを取り戻すためには、それを明確な目標にする必要があります。腹筋を割ることや新しい言語を習得することが偶然には起こらないのと同じように、成長も偶然に訪れるものではありません。
1.すべての問題は解決可能だと考える
すべての問題は解決できると信じることは、人間の成長にとって土台となる信念です。このように生きるとき、失敗を学びの機会として捉え直すことができ、いつ突破口が開けるか分からないからこそ、挑戦を続けることができます。私自身、改善しようと百回目の挑戦のように感じられたときに突破口を得た経験が何度もありますし、なぜそのタイミングだったのか分からないこともありました。
2.対処可能な範囲で不快さに向き合う
私がこれまでに最も急速に成長した時期は、いずれも不快さを通して訪れました。クロスカントリー(長距離走競技)チームに入ったときも、海外旅行をしたときも、新しいスキルを学んだときも、子どもを持ったときも、最初に感じたのは圧倒される感覚や疲労でした。没入型の環境は私たちをコンフォートゾーン(安心できる慣れた領域)から押し出し、素早く適応し、新しいことを吸収することを求めます。正直に言えば、このように自分に挑戦することは充実感があり、年齢に関係なく強くお勧めします。
3.定期的に振り返りの時間を確保する
以前は散歩中や運転中にポッドキャストや音楽を聴いていましたが、それでは常に頭が休まらないような感覚がありました。今では、その時間を意識的に空けておき、心が自由にさまよい、その日の出来事や人生について振り返ることができるようにしています。私の最も明晰な考えのいくつかは、そのような静かな時間に生まれました。目標を設定し努力することは大切ですが、同時に、それらを心の中で整理する時間を持つことも重要です。
4.成長は距離ではなく方向で測る
成長において大きな課題の一つは、やる気を保ち続けることです。やる気を持ち続け、挑戦を続ける人は、いずれほとんどの場合進歩します。しかし、その「場」にとどまり続けることが難しいのです。ときどき、目指す場所をあまりに遠くに感じてしまうと、まだ道のりが長いことに落胆してしまいます。代わりに、自分がどの方向へ進んでいるのかに目を向け、その選んだ方向を誇りに思ってください。
5.より良い人生は可能だと信じる
あまりにも多くの人が停滞にはまり込み、何も変わらないと考え始めます。人生を、自分に起こる出来事として、まるで自分が主役ではなくただの観察者であるかのように捉えるようになります。自分には状況を変える力があるという感覚の欠如は自分自身を敗北へと導きます。なぜなら、うまくいくかもしれないことに挑戦しようとしなくなるからです。私が友人たちによく伝えるイメージの一つは、人生には多くのレバーがあり、どれを引くかを決めて、思い切り引けばよい、というものです。
6.尊敬する人たちに囲まれる
レバーの話に関連して言えば、最も強力なレバーの一つは環境を変えることです。そしてその最良の方法の一つが、新しい人々に囲まれることです。実際、私の人生を振り返るとき、親しい友人たちとのさまざまな時期を通して思い起こすのが最もシンプルで有益な方法の一つです。振り返ると、私は友人たちから深く影響を受け、多くの面で彼らのようになっていきました。あなたを刺激してくれる友人を探してください。時間が経つにつれて、あなたもその方向へと自然に進んでいくでしょう。
7.現状に甘んじることに抵抗する
多くの人は、人生を惰性で進めることに満足しているように見えます。完全に満足しているわけではありませんが、変えようとするほど不満でもありません。私は誰かを裁くつもりはありません。私はその人の立場を歩んだわけではないからです。しかし一般的に、この状態は少し寂しいものだと感じます。私たちは現状に甘んじるために生まれてきたのではありません。子どもがいる方なら分かるでしょう。子どもたちは常に新しいことに挑戦し、新たな未開拓の分野を切り開き、視野を広げようとしています。変化と刷新に積極的に関わることは、命という贈り物を尊ぶことです。大人になった後も、私たちはそのような姿勢を育み続けるべきです。
人生というゲームは、他人や自分との競争ではありません。それは終わりのないクエスト、パワーアップ、そして果てしない探検が広がるオープンワールドのようなものです。成長し続ける理由は、勝つためではなく、より多くを見て、より大きな存在になるためです。その道のりを楽しみ、その過程で形づくられていく自分自身に満足を見いだしてください。
(翻訳編集 井田千景)
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