「やはり何か持っている」大谷翔平満塁ホームラン WBC侍ジャパン 台湾に13-0で圧勝

2回表一死満塁で打席に立った大谷翔平は、カウント2-1から右中間スタンドへ満塁本塁打を放ち、10得点イニングの口火を切った。WBC史に残る1イニング最多得点更新の一打に日本ベンチは「お茶たて」セレブレーションで沸き立った。

WBC日本代表「侍ジャパン」は3月6日、東京ドームでのプール戦2026年WBC初戦で台湾に13対0で大勝し、連覇へ向けて最高のスタートを切った。先発は昨年のMLBワールドシリーズで八面六臂の大活躍でMVPを獲った山本由伸(MLBドジャース)東京ドームには4万人超が来場し、日本の圧勝劇を見守った。

2回表、大谷翔平(MLBドジャース)は、カウント2-1から右中間スタンドへ満塁本塁打を放ち、日本の10得点イニングの口火を切った。一死満塁で打席に立ち、満塁ホームランという最高の結果を残す大谷に、ネット上では「やはり、大谷は何か持っている」という声が上がった。一方で台湾サイドでは「なぜ敬遠しなかったのか」とベンチの采配に疑問を声が上がっていた。

この2回の攻撃では、日本は15人の打者が打席に立ち、7安打・4四球・1死球で10点を奪い、過去のアメリカやキューバが記録したWBC単イニング最多得点の記録を更新し、日本打線の層の厚さを世界に示す結果となった。​

今回の試合では、日本屈指の堅実な守備で侍ジャパンのショートのポジションには欠かせない源田壮亮(西武)が、2回の2点タイムリーと3回の2点タイムリーを含む複数打点を挙げ、攻撃面で大きく貢献した。またキャッチャーの若月健矢(オリックス)の適時打など下位打線もチャンスを確実に広げ、上位から下位まで切れ目のない打線が台湾投手陣を完全に打ち崩した。

一方、先発の山本由伸は予定されていた3イニングを待たず、3回二死満塁の場面で降板したものの、失点ゼロに抑えて役割を果たした。後を継いだ不二原翔馬らリリーフ陣がピンチを三振で切り抜け、そのまま完封リレーで台湾打線を沈黙させた。

2024年のプレミア12では台湾は日本を破っており、この試合は日本にとって雪辱の意味合いが強い一戦でした。しかし2026年WBCでは大谷や山本や鈴木誠也(MLBカブス)メジャー組が加わり、日本が投打両面で格の違いを見せつける形となり、台湾は今大会初黒星を喫した。

初戦での大勝により、日本は得失点差の面でも大きなアドバンテージを確保し、プール突破へ向けて大きく前進したといえる。大谷翔平を筆頭に主力たちが早くも結果を残したことで、チームには大会連覇に向けた自信と勢いが生まれている。