自然の中で充電しよう

仕事の疲れを軽減できる昼休みの過ごし方

2017年04月28日 07時00分

 午前中は思い切り仕事に集中できるのに、午後は疲れて眠くなるという人はいませんか?さまざまな業界で働く100人を対象に調査を行ったところ、昼食後に近くの公園をゆっくりと散歩して自然を味わうと、午後の疲れが軽減することが分かりました。研究結果は、「労働衛生心理学ジャーナル」(Journal of Occupational Health Psychology)に掲載されました。

 それによると、被験者100人のうち、半数のグループはオフィスビルの中の静かな場所でリラックスできるエクササイズ(深呼吸や瞑想を含む)を行い、残りの人たちは近くの公園を散歩することを毎日15分間、10日間継続しました。

 すると、両方のグループとも、仕事に集中することができ、精神的な負担が軽減され、気分がよくなるという効果が得られました。特に、公園を散歩したグループはより昼休みを楽しみ、仕事を忘れることができました。一方、オフィスビル内でエクササイズをしたグループはあまり幸福感を得られなかったものの、仕事の効率は明らかに上がったという報告がありました。

 研究を率いるタンペレ大学(the University of Tampere)の心理学者マヤーナ・シアノヤ(Marjaana Sianoja)氏は、実験によって、昼休みに自然を楽しんだりリラックスしたりすると集中力が高まり、疲れの軽減につながると指摘しました。どちらのグループも、仕事を終える30分から1時間前でも元気があるので、アフターファイブを楽しむことができると話しています。

 毎日15分も時間を割くことなどできない、という多忙な人もいるでしょう。マヤーナ氏は、15分間の散歩やエクササイズで、かえって午後からの仕事の効率が上がるため、時間の短縮につながると指摘しています。自身も、昼休みは散歩をするよう努めているというシアノヤ氏。自然をじっくりと楽しむために、一人で過ごすことを勧めています。

(翻訳編集・豊山)

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