【医学古今】 肘関節痛の鍼灸治療

2015年01月14日 07時00分

【大紀元日本1月14日】損傷性、変形性、炎症性など、急性、慢性の関節痛は、いずれも鍼灸治療で改善効果が得られます。時に、驚くほど早く効果が得られる場合もあります。

 先日、2年前から左肘関節に痛みのある患者さんを治療して、とても良い効果が得られました。この患者さんは2年前に左肘関節痛を発症し、整形外科で検査を受けましたが、特に異常は見られませんでした。局部に注射すると、痛みは暫く治まりますが、すぐにもとに戻ってしまいます。とる姿勢によって痛みを感じ、重い物を持つと特に強い痛みを感じていました。外観上は問題が見られませんが、局部に圧痛を感じていたのです。

 この症状に対し、左肘の周囲の曲池(きょくち)、尺沢(しゃくたく)、手三里、肘髎(ちゅうりょう)などのツボと、それ以外にも、左手指付け根の辺りの後谿(ごけい)、三間(さんかん)などのツボを使って、鍼と灸を併せて治療を施しました。

 治療した直後、患者さんがいろいろな角度で肘を動かして痛みの具合を確かめると、殆ど痛みを感じなくなっており、持てなくなっていたカバンも持つことができるようになりました。鍼灸治療でこれほど早く効果が得られることに、患者さんは少々驚きの様子でした。
 

(漢方医師・甄 立学)

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