温故知新の養生の道(1) 過剰に取らなければ病気を招かない

中国伝統文化の中に健康を維持する方法は多く存在し、有名人から一般の人々まで、すべてこれを大切にしています。では、人々は養生(健康)を維持する方法についてどう思っていたのでしょうか?まずは、古来の養生方法をご紹介します
2021/12/27

漢字の紐解き「玉」

前回の「聖」と同じように、「玉」の中にも「王」という漢字が現れます。「玉」に見られる点は、 国王が正装する際につける魔除けを意味します。
2021/05/04

漢字の紐解き「徳」

いい人になる要素は?ご高齢の方は「徳の高さ」と答えられることでしょう。「徳」とは何でしょうか? 老子は『道徳経』のなかで「相手が自分に優しくても意地悪でも、自分は常に優しくあり、相手が正直でも嘘つきでも、自分は常に正直である」と語っています。 
2021/04/27

漢字の紐解き「勇」

歴史を通して、この漢字は幾度も構造が変わりました。時代によって「勇」の定義が異なったからです。
2021/04/26

漢字の紐解き「濟」

古代中国に「濟」という名の大河がありました。砂や泥の混じる黄河と交流していましたが、「濟」の河水は清らかでした。数世紀にわたり「濟」は信条を曲げない実直さを象徴する河として、人々に尊ばれてきました。
2021/04/25

漢字の紐解き「忠」

一見、単純に見える漢字にも、実は深い意味があります。「忠」もその一つです。
2021/04/24

漢字の紐解き「信」

儒教の五常(仁、義、禮、智、信)の徳性の中で、高潔さの中核に位置するものが信です。信頼、確信などの言葉に用いられています。偏は「人」、つくりは「言」。
2021/04/23

漢字の紐解き「禮」

自然の掟に従って初めて社会は成り立ちます。孔子の『三礼』(さんらい)は挨拶から先祖を祀ることまで、あらゆる場所における礼儀を定めました。
2021/04/21

漢字の紐解き「義」

儒教の諭す徳として「義」をご紹介しましょう。
2021/04/20

漢字の紐解き「仁」

儒教の中核となる五常の徳の一つ、「仁」。
2021/04/19

臣下の安危を顧みないとどうなるのか

中国の春秋時代、晋の君主である文公(ぶんこう)の乗った馬車が険しい山道を通ることになりました。崖下に落ちないよう、臣下たちは文公の馬車を支えながら歩きましたが、晋の将軍・隋会(ずいえ)だけは手伝おうとしませんでした。
2021/04/18

漢字の紐解き「縁」

中国のことわざに、「縁があれば千里離れても会うが、縁がなければその場にいても口をきくこともない」というものがあります。 「縁」とは何でしょうか?  中国の神話では、縁結びの神が縁のある二人の足首に赤い紐を結んでおくことで、二人がつながると信じられています。この紐のお陰で、どんなに離れていても二人は互いをみつけるというのです。
2021/04/18

弟子規(1)

『弟子規』は昔の賢人たちが人々を教え導くために使った道徳規範である。その中で説かれている最も大切なことは、両親に対する孝行と兄弟に対する友愛で、その次が人として何事をするにも謹厳で誠実であること。
2021/04/14

中国画の伝統的な技法――浅絳山水

浅絳山水(せんこうさんすい)とは、水墨の輪郭と着色の上に、代赭色(たいしゃいろ)を原色として施した淡彩の山水画のことです。中国山水画の着色技法の一種であり、他のジャンルの山水画の基礎でもありながら、中国伝統絵画の中でも難度の高い技法の一つです。その方法は、濃淡、乾湿それぞれの墨で様々な輪郭線と構図を描いてから、淡い代赭色をメインカラーとして使用し、山石や木の幹を染め、最後に淡い花青色系で仕上げていきます。
2021/02/19

【紀元曙光】2020年7月14日

平清盛が夢みた福原遷都は、幻想と徒労に終わった。
2020/07/15

【紀元曙光】2020年6月20日

日本には、「ぬか漬け」という見事な一品がある。
2020/06/23

孝は百行のもと 親孝行はすべての善行の根本

結婚して18年目、父親が他界したのをきっかけに、母親と同居することなった。月日が経つに連れて、年老いた母との摩擦が増え、家庭内はいつも不穏だった。母親は頑固さを増し、コミュニケーションが取れないばかりか、くどくど言う煩わしさにはとても我慢できない。しかし、自分としては、なるべく母を思いやって接しているつもりだった。
2020/05/15

【民間伝説】 崇明島の伝説

崇明島は上海の近く、長江の河口付近にある中国で三番目に大きな島である。崇明島には、色あせない美しい伝説が今も残っている。
2020/05/15

始皇帝と仙人の出会い

中国戦国時代の始皇帝(しこうてい、紀元前259~210年)は、仙人術を好んでいた。不老不死の仙薬を求めて徐福を海外に派遣した伝説は、よく知られている。
2020/05/08

伝統文化:茶に道あり

中国伝統文化において、中国人は礼を重んじてきました。その中でも、茶で客をもてなすことは礼のひとつとして重要な位置を占め、宋の時代にはかなり流行しました。
2020/05/04

仙人が弟子を探す

あわただしい生活を送る現代人。生活は昔より格段に便利になったのに、時間のスピードは更に増している気がします。私たちを忙しくさせているものの正体は何でしょうか。物欲、快楽、貪欲・・・。これらの心をなくした時、初めて真の自分自身に戻れるのかもしれません。古代の仙人も、欲の少ない人物を探すのに苦労しています。
2020/05/01

宇宙の理は常に働いている

最近、深夜に眠れないときによく思い出す出来事がある。
2020/04/14

世界で一番物忘れのひどい人

昔、魯の哀公が孔子に尋ねた。「物忘れのひどい人が引っ越しをした時に、妻を置き去りにしてしまい、焦って妻を探し回ったという話を聞きましたが、世間にこのような人は本当にいるのでしょうか?」
2020/03/28

どんなに小さな嘘でも 神様はお見通し

昔、今の中国湖南省、湖北省辺りに、とても正直な知識人がいた。玉皇大帝は冥界第七殿で人手不足なため、彼に暫く業務を代行するよう任命した。彼はそれから数日置きに冥界へ行き、閻魔帳を確認する仕事を行った。
2020/03/23

夫婦の仲から知る 人の品行

周朝時代、晋国に郤缺(げきけつ)と言う人が妻と仲睦まじく暮らしていた。ある日、郤缺が農作業をしていると、妻が食事を届けに来た。彼女は弁当を両手で捧げ、恭しく彼に渡すと、郤缺も丁寧に受け取った。
2020/03/23

重要無形文化財保持者「舞台から神の力が伝わってくる」

昨年12月25日からはじまった神韻日本ツアーもいよいよ最後の京都公演となった。当地で行われる3公演はほぼ札止め。神韻芸術団は中国古来の雰囲気を色濃く残す京都で伝統文化の華をひらいた。
2020/02/02

神韻東京公演 最終日 会場に響き渡る惜しみない拍手

3日連続札止めの東京公演も最終日を迎えた。団員たちの演技もますます冴え渡り、観客から惜しみない拍手が送られた。取材の中で「また来年も来ます」という声も多く聞かれた。
2020/01/30

神韻東京公演「未来に向かっていく中国を感じた」

しなやかで力強い洗練された舞踊、鮮やかな色彩に目を奪われる美しい衣装、新しい響きなのにどこか懐かしさを感じさせる音楽。連日、札止めの神韻東京公演は2日目を迎えた。2007年から始まり今年で14年目を迎える東京公演では何度も来場する熱烈なファンも少なくない。神韻公演の奥深い内包は見れば見るほど観客に新しい発見を与えるようだ。
2020/01/30

「息を呑む美しさ、涙があふれた」神韻横浜公演

中国古典芸術の復興を使命に掲げる神韻芸術団は、日本ツアーの最中だ。これまでに名古屋、広島、京都の三都市を巡回し、全て満席の高い人気を得てきた。舞台を通じて神韻が伝えるメッセージは、4つ目の都市・横浜でも観客の心に届いたようだ。
2020/01/13

赤い桑の実と黒い桑の実 親孝行

「孝」は儒家の倫理思想の核心であり、長い間中国社会で家庭関係を維持するための道徳基準であった。それは、中華民族の伝統的な美徳であり、中国伝統文化の精髄でもある。元の郭居敬は、中国古代の孝行が特に優れた24人の故事を集め、「二十四孝」を編集した。後に絵が配され、「二十四孝図」として孝行の道を広めるための通俗読み物となった。
2019/03/06