調査報告:脱党者は北京が最も多い

【大紀元日本6月10日】中共関連組織を脱退した人の分布は全国29の省と直轄市にまたがり、既に206万人に達した。

ダイナミック・インターネット・テクノロジー社(Dynamic Internet Technology inc http://www.dit-inc.us/)は地域別で離党者数を調べ、調査報告をまとめた。

北京からの声明が最も多い

地域別に見ると、北京からの声明が最も多く、全部の15%を占めていることがわかる。これは北京在住者が政治に対して他の地域の人と比べて、より高い関心を持っていることが伺える。

北京に続き、遼寧省、黒竜江省、山東省、河北省、湖北省、広東省、四川省が二位から八位のランクにある。

『九評共産党』のアクセス数

大紀元ネットは中国大陸からのアクセスは不可能であるため、多くの大陸在住者はダイナミック社を通じて『九評共産党』にアクセスしている。アクセス記録によると、去年11月19から今年の4月まで、『九評共産党』その一のページビューは71,000に達しているという。5月31日まで、『九評共産党』に対するアクセスは全部で、307,202に達している。また、延べ50万人がhttp://xinshijue.org/cd/down/9ping/9p.isoから『九評共産党』のVCDをダウンロードした。

下の図は月別で見る『九評』アクセス数の変化である。さらに詳しいデータはhttp://www.dit-inc.us/work/9phtml/で見ることができる。

ダイナミック・インターネット・テクノロジー社(Dynamic Internet Technology)について

同社は中国大陸在住者がネット封鎖を突破できるよう技術サポートを提供しているウェブサイトである。大陸在住者はフィルタをかけられていない情報に関心を寄せている。開設して三年来、既に延べ4千万の中国ユーザにサービスを提供した。

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