カナダ議会、外国投資法を改正、中国の投資活動に歯止め

【大紀元日本6月28日】カナダ議会は、外国投資が国家安全の脅威とならないように、外国投資法を改正し、外国投資に対する審査を、厳しくすることを決定した。専門家は、外国投資法の修正は、近年中の、中国による大量投資活動に対する自己防衛策であるとの見解を示した。RFA(ラジオ自由アジア)が伝えた。

カナダ議会は近々、外国投資法の修正案を議論する予定であり、おもに修正される内容は、連邦政府が、カナダにおける外国資本の投資項目に対する審査権限を拡大することである。改正前は2.5億カナダドル以上の外国投資について、連邦政府による審査許可が必要と定められていたが、改正後は、連邦政府がすべての外国投資に審査決定権を行使することが可能となる。

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