『九評共産党』、韓国でベストセラー

【大紀元日本7月5日】260万人の脱党ブームを引き起こした『九評共産党』は韓国で大人気。今年4月、『九評共産党』の韓国語バージョンは出来上がり、韓国最大手の書店教保文庫で販売が始まった。6月から、ベストセラーに選ばれ、二週間連続で政治社会類図書販売数のトップに輝いた。

教保文庫のスタッフは、「『九評共産党』は中国共産党が八十年間行ってきた人権に対する蹂躙と国民に加えた残酷な弾圧を全面的に暴露したため、学生や60年代生まれの民主運動を経験_した人々は強い関心を示した」と『九評共産党』がベストセラーに躍り出た背景を分析した。

去年11月、大紀元出版社は社説『九評共産党』を発表し、今まで知られざる中国共産党の歴史に触れながら、その罪と邪悪な本性を赤裸々に語った。中国政府は『九評共産党』の著者を探すために、国内の多くの民主運動活動家を逮捕した。更に、6月4日、在シドニーの中国領事館の領事陳用林(37)氏はオーストラリアに政治亡命を申請し、中国共産党を脱退する声明を出した。この事件によって、多くの人々は今の中国に関心をもち、『九評共産党』も一夜のうちにその名を全世界に知られた。この本は中共を崩壊させる大波を静かに巻き起こしている。

韓国は中国と連接し、政治及び経済の面において中国から多大な影響をうけている。更に同じ民族の北朝鮮も共産党一党独裁の国であるため、このかつてない共産党脱退の動きは韓国の人々の高い関心を集めたようだ。

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