中国軍事演習、仮想敵国は日本
【大紀元日本10月7日】『毛沢東著作集』の第1巻第1篇は、「誰が我々の敵なのか、誰が我々の友なのか、この問題は革命の主要な問題である」という言葉で始まる。これは毛沢東思想の精髄でもあり、中国共産党は80数年前の創設以来、定期的に政治運動を引き起こし、「階級の敵」を立て、これらの敵のせん滅を政策として掲げてきた。
最近の中国の外交政策と軍事動向から判断する限り、現在の中国の「敵」は間違いなく日本である。これは、共産党の軍隊が9月27日から内モンゴルで行った略称「北剣-2005」の軍事演習から推察することができる。今回の演習には、24カ国の軍事オブザーバーと駐北京の武官が視察のため招待された。これらの国家は、オーストラリア、ブラジル、カナダ、北朝鮮、エジプト、フランス、ドイツ、ギリシア、インド、インドネシア、イスラエル、イタリア、カザフ、マレーシア、パキスタン、ルーマニア、ロシア、シンガポール、南アフリカ、スペイン、タイ、トルコ、イギリスとアメリカである。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。