プラハ:500万人脱党声援活動、ハヴェル前大統領が応援

【大紀元日本10月19日】10月1日にプラハで行われた中共脱党500万人突破を声援するキャンペーンで、チェコ共和国ヴァーツラフ・ハヴェル前大統領は、キャンペーンを支持する書状を送り、「我々は独裁統治から人々を守るべきであり、さらに民主もどきに変異した共産党独裁イデオロギーに騙されないようにすべきだ」と

500万人脱党を声援する集会会場に集まった人々=プラハ=

強調した。

旧ソ連の軍事介入による共産主義時代、ハヴェル前大統領は反体制運動の指導者として活躍、弾圧を受けながらも、チェコ分離独立運動を続け、共産党独裁を倒すに至った。1993年のチェコの独立に伴い、チェコ共和国初代大統領に選ばれ、2003年2月2日、2期の任期を終了したハヴェル前大統領は、終始人権の闘士と自称し、多くの著作を発表してきた。本年7月に米ブッシュ大統領から、米国民にとって最高名誉を示す「大統領自由表彰メダル」を授与された。

ハヴェル前大統領のほか、チェコ共和国ヴァツラフ・マリ主教は、「ブラハを横断する今回のパレードの参加者、中国の未来に関心を持つ人々に崇高な敬意を表す」と応援の意を書状で表明した。

大紀元時報が主催した今回の活動には、欧州各国から200人余りが参加した。代表のゼク氏は、中共の政権成立記念日の10月1日は、共産党集権政府統治下の中国民衆にとってもっとも悲しい日とし、中共の独裁統治は8000万人の命を奪ったことを強調した。

大紀元時報は昨年11月より『九評(共産党についての九つの評論)』社説を発表し、中共の犯罪行為を系統的に詳しく分析した。『九評』の発表は脱党の波を引き起こし、中国共産党6,500万人の党員の中から、すでに500万人に達する勢いの脱党人数になった。

パレードに次いで「共産党のない世界」と題とした研究討論会が3日にチェコ議会ビルにて開かれた。

プラハの人々は、欧州民衆が500万人脱党突破に向けて、中国人の脱党声援集会及びパレードに対して大きな反響を示し、地元の主要テレビ局は夜のゴールデンタイムのニュース番

500万人脱党集会を取材するチェコ国営テレビ局

組で報道した。

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