胡書記、北朝鮮とベトナム訪問で日米関係牽制
【大紀元日本11月5日】中国共産党の胡錦涛・総書記が10月28日から北朝鮮とベトナムを訪問、それぞれ20億ドルと10億ドルの経済援助することを承諾した。今回の訪問は、重大軍事協定結成などで緊密になる日米関係について中共当局が圧力を感じ、共産同盟との関係強化で牽制するものとみられる。
胡錦涛・総書記の今回の訪問について、「観察」誌の責任編集者・陳奎徳博士は大紀元の取材に対して、「今年9月の胡錦涛・総書記の訪米は、直前になり米国側が公式訪問の形式を取消し、外交上恥じをかかせる形となった。そのため中国当局は北朝鮮やベトナムのような共産党同盟国と関係を強化する必要があり、今回の訪問はこれからの外交活動に有利な局面を作り上げるための序幕にすぎない」とコメントを出した。
社会主義のもとでの協力関係
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