鳥インフルエンザ専門家:世界的流行を懸念、アジアの対応策不備などを指摘
【大紀元日本11月8日】英語版大紀元はこのほど、カナダ伝染病研究の権威アリソン・マクギーア(Alison McGeer)氏を取材した。同氏は「鳥インフルエンザの世界的流行に備え、早期予報する警報システムの完全化とアジア各国からの感染情報が迅速かつ正確に報告されることが最も重視すべき問題で、それにワクチン開発や発展途上国での公共衛生教育にもさらなる注力の必要がある」と現状の不足を指摘した。
早期予報システムの完全化
マクギーア氏は「防御体制が確立されていないため、大流行すると思われる伝染病をほとんど予防できない。最善の対応は早期予報する警報システムを増設し、東南アジア国家における伝染病監察の強化が最も要求されることである。大流行する伝染病の早期発見は、ワクチン開発とその他の防御対策の策定には有利だからだ。」と見解を述べ、カナダや米国などの先進国の主要議題は早期予報システムを開発投資することだと提議した。
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