ブッシュ米大統領、訪中前にダライ・ラマと会談
【大紀元日本11月10日】ロイター通信によると、ブッシュ米大統領は9日、亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とホワイトハウスで会談した。ブッシュ大統領とダライ・ラマ14世の対談は今回で3度目になるが、大統領の訪中を来週に控え、中国側は反発を強めている。胡錦濤国家主席は、1989年から4年間、チベット自治区共産党書記を務めており、チベット独立運動を抑えるべく弾圧を強化、党中央から評価された実績がある。
一方、欧州訪問中の中国の胡錦濤主席は8日、英国で「今世紀最初の20年間、中国は経済発展、民主主義の改善などに努力する」と述べた。しかし、国家主席に就任して以来、中国各地で数万件にのぼる騒乱が起き、頻発している民主化運動を弾圧しているのが実情。
実際、胡主席はかつてチベット独立運動に対する弾圧で、その強硬な手腕が党中央に評価された。
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