世界保健機関(WHO):鳥インフルエンザ検体提出を渋る中国に憂慮

【大紀元日本11月23日】世界保健機関(WHO)の関係者によれば、2004年春以降、中国は外国の研究者の依頼に対して鳥インフルエンザ・H5N1ウイルス検体の提出は行っていないという。専門家らは、このままでは鳥インフルエンザの進行状況がはっきりと把握できず、制御できなくなる状態を懸念した。

WHOの関係者によると、中国では鳥インフルエンザ感染で人の死亡例がすでに出ているため、大量のウイルスのサンプルや菌株の検査を急がなければならないという。鳥インフルエンザの研究担当のマイケル・パーデュー氏は、中国で新たに発生した感染の状況は非常に深刻だが、具体な情報は把握できない、各地で発生していた感染のウイルスは由来のものと同じか否かを確認できない、判断に必要な情報はまったく入手できないと話した。

H5N1の蔓延防止に努力する国際機関が、中国に入ってサンプルを収集しようとしているが、中国側が、ウィルス資料の共有を保証しているにも関わらず実際の行動が見られなく、未だに、待つしかない状況だという。

WHOは2年先に遡り今年の11月18日までの調査では、130人の感染例が確認され、内67人は死亡。中国もつい最近ようやく鳥インフルエンザ由来のH5N1ウイルスの遺伝子配列を公開した。専門家らは中国側の協力姿勢を肯定したが、遺伝子配列分析のみで必要な情報の開示は限られていると表明、ウイルスが致死性であるか否か、またはこれまでの典型的H5N1ウイルスのワクチンの有効性を確認するためには、生きたウイルスの分析が必要だと強調した。国連糧食農業組織救急予防システムの責任者ヨハン・ルバース博士は、遺伝子の配列数値からにウイルスが変化する倍率情報及び遺伝子の一部の生物特性の情報が把握できるが、生物学的、潜伏期間中における働きの情報も非常に重要であると指摘した。

ルバース博士は、中国側がウイルスの資料を提出しないこととは、中国科学研究員らにとって自らの研究成果を十分に評価されない心配からだと指摘した。

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