修煉者に対する迫害を停止、そして中国人民の関係改善のために

高智晟より胡錦濤主席及び温家宝首相宛の公開状

人権弁護士として名高い高智晟弁護士は2005年10月18日、中国共産党総書記の胡錦涛氏と首相の温家宝氏宛てに、嘆願書を進呈した。これには、大量で詳細な調査材料が示され、中国当局による法輪功の集団迫害は、すでに国家と全民族に対する迫害と化していることを指摘した。

 中国で1999年7月20日から始まった法輪功学習者に対する迫害は、今もなお続いている。法治の体裁だけは備えているものの、共産党政権にとって無益なものはすべて恣意に弾圧を加えられる。特に、法輪功学習者のために提起された正当な訴訟に対し、従来遵守しなければならない法の適正手続も思うままに蹂躙されている。

 そのため今の中国では「法輪功」はすでに触れてはならないものになっており、学習者らの権利を擁護する者であれば身に覚えのない罪名を着せられるため、大多数の法曹関係者たちはその迫害を見て見ぬふりをした。こうした状況下であっても、祖国を憂い、虐げられた民衆を救い、自分の危険も顧みず、保障されるべき権利を最後まで擁護する正義の法律家もいる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか