地震で生存したパキスタンの子供たちに肺炎蔓延

【大紀元日本12月1日】 パキスタン当局は、10月の大地震で生き残った300万人が厳寒の中で放置され、子供たちに肺炎が蔓延していると発表した。地震発生地域のホームレス数百人が肺炎に罹っており、ここにヒマラヤの厳冬が襲来している。VOAが伝えた。

ヒマラヤ地域では今週末、山間地で初めて積雪20cmを記録し、山麓では大雨に見舞われたため、救援活動を休止している。救援当局はシェルターと食料を用意して冬に備えようとしているが、「肺炎と栄養失調のために寒さの中で亡くなる人が多く出るだろう」とみている。

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チョゴリザ山(Chogolisa)は中国とパキスタンの国境線です。海抜8611メートルあり、「K2」とも呼ばれ、世界で2番目に高い山です。山頂はピラミッドの形をしており、平均の斜度は45度と、非常に険しいです。
パキスタン南西部バルチスタン州に位置する港湾都市グワダルではこのほど、市民が中国当局の巨大経済圏構想「一帯一路」に抗議するためデモ活動を行ったことが報じられた。中国外務省の趙立堅氏は「フェイクニュースだ」と反論。
2017年、国境検問所で発生した激しい衝突により13人が死亡、80人が負傷する事態となった。この出来事により、現在は追放されたアフガニスタン政府とパキスタン政府との間で深刻な対立が起きた。
それ以来アフガニスタン政府は、この境界線が歴史的な伝統に反しており、法的にも違法であるため抗議を続けてきた