北朝鮮の元軍人ら、民主化促進団体を結成

【大紀元日本12月9日】韓国に亡命した北朝鮮特殊部隊の軍人らによって構成された「自由北朝鮮軍人連盟」は7日、韓国ソウルで結成大会を開いた。同連盟によると、今後、北朝鮮と中国間の国境地帯および北朝鮮国内でなんらかの活動を展開し、北朝鮮の民主化を促していくことを目的としているという。

韓国で発行部数一位の『朝鮮日報』の報道によると、同連盟の代表・任千勇氏は1999年韓国に亡命した北朝鮮特殊部隊の元上尉。任氏によると、特殊部隊の訓練内容は爆発、要人の拉致と急襲である。すでに20人以上の特殊部隊の元軍人が同連盟に参加の意向を示し、北朝鮮の民主化を目指したいという。今後の具体的な行動は明かされていないが、今北朝鮮の現役軍人と連絡を取り、150万の北朝鮮軍と連携し、内部から北朝鮮を変えていきたいという。

メンバーらは今月の2日、金正点xun_カに共同声明を出した。声明ではメンバーらが、命を犠牲にしてでも北朝鮮の人民の自由のため戦うと称した。また、韓国政府が北朝鮮に大量物質援助を提供しながら物質分配の実情を監査していないことを批判した。

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